100%古酒の泡盛「今帰仁城」
今回の沖縄土産。泡盛「今帰仁城(なきじんじょう)」です。
43度。
有限会社
今帰仁酒造の製品です。
ここの酒造所は昭和23年創業。今帰仁はスイカの名産地としても知られています。「千年の響き」などの高級な古酒を出荷していますが、お勧めはやはりこの、今帰仁城です。しかも100%古酒。
お土産に持ち帰るとなるとはやり濃いめの度数になってしまいます。でお勧めはこの43度。です。
泡盛にはご存じ古酒(クース)というのがありますが、粟森の特長として、仕次ぎ(熟成の過程で、新たに新しい泡盛をつぎ足していくこと)と言う仕組みがあるために、正確に古酒と言っても、若い酒とのブレンドであったりします。このあたり、明確な表示義務などがなかったので、最近は50%以上古酒が使われている物を古酒(くーす)と表現するように自主基準が設けられているようです。
ちなみに、ケースはこんな感じ。
この、古酒ですが、一切質疑をおこなわずに100%古酒だけの泡盛があります。今回紹介した今帰仁城の古酒も100%
古酒です。
ラベルにきちんと書かれています。
この、今帰仁城に限りませんが、泡盛の古酒は不思議なもので、古酒になればなるほど、角が取れるというかまろやかになっていきます。なので、
普段水割りで飲むようなケースが多い筆者も、とりあえずこのお気に入りのカラカラにいれてちびりちびりと飲んでいきます。
こういった古酒には、塩辛など(沖縄では見かけませんが)の塩味の効いた肴がよく合います。本島北部の泡盛は全般的に甘めが少なめで、なかなかドライな感じです。43度という度数を感じさせないのはさすがに古酒だからでしょうか?北部の恵まれた自然の中で造られた泡盛、ぜひお勧めの一品です。
今帰仁城100%古酒 43°1.8L
43度。
お勧め度5点。
沖縄市内の酒販店で3400円程度。(一升瓶で)
それにしても、この泡盛は関東じゃまずお目にかからないですね。
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