泡盛 仁風

泡盛の杜管理人

2007年01月28日 11:18

泡盛の紹介です。
仁風(じんぷう)。
忠孝酒造(株)
沖縄県豊見城市字名嘉地132


(雑然とした食卓の写真ですいません)
この忠孝酒造は、甕に強いこだわりを持っている。あまりのこだわりから、会長自ら「ろくろ」を回し、泡盛を貯蔵するのに最適な甕をつくっている。さらに、2002年には甕のための専用工場も竣工。
この泡盛仁風は、入れ物こそ甕ではなくガラスですが、独特な雫型のビンはとても美しいです。
琥珀色に輝いているのですが、中身の泡盛は透明です。
樽貯蔵のくら、等とは違います。
中溜酒のみを使っていて、ほのかな香りととてもさわやかな飲み口です。
メーカーのコメントによると、
「仁風」は、うま味成分がたっぷり抽出され、香りと風味のバランスが絶妙な味わいの泡盛。ほのかな甘さ、なめらかな広がり、しなやかに誘う余韻五感で愛でる琉球泡盛「仁風」。

確かに、しなやかな香り、すっきりとした爽やかな飲み口、味と香りのバランスよいです。
お勧め度:4点。
関東地方の量販店にて購入:1300円ぐらい。

この泡盛、ビンはとても美しいのですが、キャップがねじではなくて、一升瓶のような栓になっているので、横にしたりすると漏れそうで怖いです。

この泡盛、仁風のビンの裏に貼ってあったラベルによると、次のように記載されています。

「伝心美酒」
その昔、琉球は船をあらゆる国々への懸け橋とし、日本や中国からすぐれた徳で人を導く「仁風」を一身に受け、豊かな文化と心を育んできたことが大交易時代を語る万国津梁の鐘の銘文の一節に、誇らしげに詠われています。そして時代を超え、今こそいにしえを学び先人たちが受けた「仁風」を沖縄が新たな「救世主」となり海の向こう、そして明日へと呼び吹かせます。人と人のあいだにふくやさしい風、泡盛「仁風」。


仁風、泡盛初心者にも泡盛通にもお勧めの一品です。


 



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