沖縄の桜☆カンヒザクラ
沖縄の桜は関東地方で一般的に見られるような、ソメイヨシノとは違って、
寒緋桜(カンヒザクラ)という南方系の品種です。
ソメイヨシノのうっすらほんのりとした白に近いピンクとは異なり、いかにも亜熱帯らしい濃いピンク色が印象的です。
あまりにも鮮やかな桜の色に、初めて見る方は梅ではないかと思うかも知れません。
沖縄の濃い青空やエメラルドグリーンの海にはこのピンクがよく似合います。
そして、沖縄の
寒緋桜は、すぐ散ってしまうソメイヨシノなどとは違って、雨にも負けずにしばらく咲き続けます。
暖冬とはいえ、本州(関東地方)では通常の桜は、3月下旬から。沖縄ではひと足早く、1月中旬の桜の開花と共に沖縄に春が訪れます。
そして、不思議なことに、沖縄の桜前線は北部地域から南下していくのです。本島北部の本部町を皮切りに、今帰仁村、名護市、那覇市と咲いていき、北と南では約1ヶ月余りも開花時期がずれています。
各地で、桜に関するイベントや祭りも開かれるようなので、この時期の沖縄もまた良いかも。
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