新垣ちんすこう
沖縄土産でもっともポピュラーなモノの一つに、
ちんすこうがあります。
いろんなちんすこうがある中でも、最もおいしいのが、琉球菓子の老舗、新垣菓子店のちんすこうではないでしょうか。
箱の中に入っていた解説によると、新垣菓子店は、天保4年に初代が首里城の厨房料理人として仕えたところから始まった、とあります。
今回ご紹介するのは、牧志の国際通りにある「
新垣ちんすこう本舗」ではなく、新垣菓子店のほうです。こちらも系列のようですが。こちらの方が、黄色い箱で有名ですね。
どちらもおいしいし、どっちが本物とかそういうことをいうつもりはないですが、本家新垣菓子店のちんすこうの方が、はっきりと美味しいです。
住所は、那覇市首里赤平町1-3
ゆいレールの儀保駅の近くにあります。
ちんすこうは、琉球王朝時代に中国の流れを受けて生み出されたお菓子です。琉球王朝の料理番であった“新垣さん”の子孫が開いたのが、この
本家新垣菓子店です。
金色の箱が目印です。
普段、ちんすこうは甘くてもっさりとするし、ラードが主原料と合ってかなりカロリーが高めのため、あまり歓迎されません。
ところがこのちんすこうは、はっきりと食感が違うのです。
さくっと・かりっとしていて、甘すぎずしつこくない。
それと特徴といえるのが、周りがギザギザになっていないんです。
色も少し濃いめですね。
最近ではちんすこうも黒糖味とか、パイナップル味とかいろいろなバリエーションがありますが、こちらはそういったモノに走らずにオーソドックスな味で勝負しています。
手作りのため、大量に購入したいときは予約が必要です。
表通りからちょっと奥まった住宅街の中にお店はありますので、興味のある方は是非探してみてください。
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