泡盛「まさひろ」

泡盛の杜管理人

2005年09月12日 22:39

泡盛「まさひろ」です。


関東では、島唄(しまうた)として販売されており、コンビニなどでも良く目にします。


那覇空港近くの糸満というところでつくられており、操業は明治時代の老舗です。


この糸満の工場にはギャラリーが併設されており、試飲や販売店、などがあるそうです。筆者はいったことがありません。この泡盛は、沖縄県庁すぐ近くの居酒屋で飲みました。


比嘉酒造


30度。


この酒造所の定番みたいです。関東で島唄として売っているのを飲んだときは、はっきりって、まずい泡盛(泡盛で初めてうまいと思わなかった)だと思っていました。が、現地でまさひろのネーミングで売っている物はそこそこです。というか、結構すっきりしており香りがやや強く泡盛裸子だが浮き立っているというか、まあまあおいしかったです。


ほんとうにおなじものなのでしょうか?


関東では、720ML入りでだいたい800円ぐらいでコンビニで売っています。


酒造所のモットーは「流されない、変わらない、だけど進化する」だそうです。何とも良い言葉です。これは、沖縄文化全体に言えることではないでしょうか?


なんて、本州在住の人間が簡単に言ってくれるかと思いますが、観光地化しても、開発も必要でしょうし、島の人から撮ってみたら便利になって欲しいでしょうし、でも沖縄の独特の文化は変わって欲しくないです。というのは、苦労を知らない一観光客のわがままでしょうか?


 

はっきり言うと、関東でも、島唄ではなくて、まさひろとして販売してもらいたいです。
県庁前の飲み屋ということで、いかにも観光客相手のぼったくりのお店かと思いきや、そうではなくて、昼なんかはソーキそば+炊き込みご飯(なんと言いましたっけ?)+ゴーヤの漬け物+昆布の煮物(これもなんと言いましたっけ???)がセットで650円は格安でしょう。
昔ながらの常圧蒸留法で、すっきりしているので、女性などには飲みやすい泡盛かもしれません。
個人的にはちょっと物足りないかな。(辛口ですいません)。でも本当に、あまさひろと、「島唄」がラベル違いの同じ物とは思えないのです。
もちろん飲んだ環境も違いますし、泡盛を飲む熟練度?も上がってきてのことです。
最近、泡盛が流行っています。でも一過性の単なる流行になって欲しくないからこそ、こんなブログを立ち上げました。
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