泡盛「舞富名(まいふな)」

泡盛の杜管理人

2006年08月17日 23:38

泡盛「舞富名」です。
ご存じ、日本の最西端の与那国島の泡盛です。

入波平酒造(株)
国泉酒造から分家してできた酒造所です。
通常、泡盛は25度~43度が一般的です。なかでも飲みやすいのは30度程度でしょう。
でも、本来蒸留した手の泡盛は70~60度程度あります。これを水でわって、このような度数に調整しているんです。これは、酒造法の関係で、泡盛の度数は45度以下となっているんだそうですね。
60度の泡盛は花酒と呼ばれ、この与那国島でのみ許可されています。
他には、与那国、どなん等があります。
でもこれらも、酒造法上は泡盛ではなく、原料用アルコールと言うことになっています。
これらは花酒と呼ばれており、水で割っていないために非常にコクと癖の強い泡盛で、それが人気ともなっています。
花酒は、硬度の高いミネラルウォーターで割ると、さっと白くなることがあります。
こういう泡盛は、カラカラに入れてちびりちびりとやりたいものです。
今回の場合、60度ではなく43度の舞富名でしたが、それでも十分与那国島独特のくせの強い泡盛でした。
お勧め度:4点。
今回購入した物は、一升瓶で3600円ぐらいだったと記憶しています。
同じ物でもクバにまかれた物は高くなっています。お土産にはこちらの方がよいかも知れませんが、自分用には通常ので十分です。
   
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