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2007年03月01日

泡盛☆松藤

泡盛のレビュー@松藤(まつふじ)です。
この泡盛、松藤は結構お気に入りの方で今までにも何度か紹介しているかも知れません。
同じ松藤でも、度数などによって何種類かありますから。
泡盛☆松藤
今回紹介するのは、25度の老麹山水仕込みという物です。
ちなみに、上の漢字は、ひねこうじさんすいしこみと読みます。
ラベルにもご丁寧にふりがながふってあります。
泡盛☆松藤

老麹(ひねこうじ)とは、ビンにはこのような解説が。
酒造りを左右する麹は、コウジサーと呼ばれる職人が全工程で丹念に時間をかけて造ります。特に、当蔵では、麹菌の酵素力を高める老麹仕込みにこだわっています。深く丸みのある味わい。それは、手から手へ受け継がれて来た技術によって生まれます。

この酒造所は、崎山酒造所といい、首里の3つの正当の流れをくみ由緒のある酒造所の一つです。
明治38年、首里の赤田で創業。第二次大戦で酒造所が崩壊したが、その後本島北部の金武町(きんちょう、と読みます)で官営の酒造所を開設。それが、昭和24年になって民営化され、崎山酒造所となります。

オススメ度:4点
お値段:忘れてしまいましたが、一升瓶で2千円ちょっとだったような。

松藤というネーミングは、2代目の崎山起松と藤子夫人の名前を取ったものです。
沖縄本島で珍しい軟水でつくられているので、辛口の中にもとげがない感じになっていますね。
その辺りが、他の泡盛との差別化の一つでしょう。
そして老麹ですが、うま味のある油性成分を多く含みます。

酒造所は、老麹(ひねこうじ)か、若麹(わかこうじ)をそれぞれの方針によって選択しています。
老麹は、時間を長くかけて麹を成長させます。そのため、独特のくせや風味が強く濃厚な味わいの泡盛となります。
一方での若麹は、現代的で癖の少ないすっきりした泡盛になっていきます。

どちらが良くて、どちらが悪いというわけではありません。

  


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Posted by 泡盛の杜管理人 at 23:39│Comments(2)泡盛:本島北部
この記事へのコメント
はじめまして!
いつもこっそり拝見していました(o^∇^o)ノ
私も泡盛大好きなのですよ♪
でもお酒は弱いので沢山は飲めないんですが・・・
松藤は辛口でとげがないという表現、ぴったりですね♪松藤って結構いろんな泡盛情報にはまろやかって書いていますが私はちがうなぁといつも思ってたんですよ(^○^)
また遊びに来ますのでぜひぜひ泡盛のお話で盛り上がりましょう~♪
Posted by しまばなな at 2007年03月04日 18:00
■しまばななさん
コメントありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
松藤って、いろんな種類がありますよね。
Posted by 泡盛の杜 at 2007年03月05日 22:55
 
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泡盛の杜管理人です。 泡盛と沖縄が大好きです。
「焼酎、特に泡盛は体に良いのでどんどん飲むように。」と医者からいわれたと、勝手に解釈してほぼ毎日実践しています。 沖縄体験と出張から得た泡盛ネタを中心にコメントしていきます。
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