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2007年03月16日

泡盛 廠

泡盛の紹介です。
廠(しょう)。
泡盛 廠
この泡盛も、格好良いラベルですね。
崎山酒造所の泡盛です。
関東ではほとんど目にかかりません。
先日紹介した、松藤なんかを作っている酒造所です。
この泡盛は、松藤の一種のようですね。
老麹山水仕込で、43度(44度と書きましたが、後日修正)。
古酒のまろやかさと深みのある味わいに仕上がっている泡盛。酒造所の正式名称にも使っている思い入れのある「廠」の文字をブランド名に使った、酒造所が力を入れている泡盛です。

アルテックにてたしか、2000円台の後半で購入(一升瓶)。

●追記●
明治38年に首里で創業した崎山酒造。昭和21年には官営の命を受けて、現在の本島北部金武町伊芸で「伊芸酒造廠」としてふたたび創業。
官営は昭和24に解かれましたが、官営を意味する「廠」の文字は引き継ぎ、現在でも正確には、崎山酒造廠です。当時の泡盛造りは、物資のない中、苦労の連続だったと言われています。そのような時代を乗り越えてこれたのは喜んで、飲んでくれる人がいたからでしょう。
官営が良いかどうかは別として、その当時のプライドを今に伝える「廠」の文字なんですよね。

ちょっととがった感じです。普通の松藤の方が好きという方が多いかも。
松ヤニに近いような香りがします。
自分的には、これぐらい個性があっても良いと思うのですが。
それと、この泡盛、澱(オリ)と呼ばれる沈殿物が非常に多いです。
自分が知っている限りでは今まで飲んだ中で一番多い。
気にしなければ問題ないのですが、はじめはごみでも入っているのかと思ってしまいました。
それと、度数が高いためか、グラスに注いで水割りにすると、表面に油が浮いているような感じになります。はじめは、自分の口に付いた油が入ってしまったのか、あるいは、グラスが汚れていたのかと思ってしまいました。
後で調べると、この泡盛、オリや油性成分のろ過を極力していないそうです。
元々、これらは泡盛に含まれるうま味の成分なので、見た目さえ気にならなければむしろ好ましいんでしょうね。

オススメ度:3点。

泡盛、廠ここに詳しい説明が出ていました。


泡盛廠(しょう)
久々に、非常に個性が強い泡盛でした。


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Posted by 泡盛の杜管理人 at 23:38│Comments(2)泡盛:本島北部
この記事へのコメント
廠にも44度があったんですね。25度だけかと思っていました。
Posted by おきちゃん at 2007年03月17日 22:54
■おきちゃん様
コメントありがとうございます。
泡盛は、同じ銘柄でも微妙に違うものとかよくありますよね。
基本的には度数が高いのが自分的には好みです。
Posted by 泡盛の杜 at 2007年03月18日 22:28
 
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