てぃーだブログ › 泡盛の杜 › 泡盛:本島南部 › 泡盛「海乃邦(うみのくに)」

2005年11月13日

泡盛「海乃邦(うみのくに)」

泡盛「海乃邦(うみのくに)」です。しかも、10年古酒の物です。
泡盛「海乃邦(うみのくに)」
びん本体の写真はどこかに行ってしまいました。(後日飲んだあとのびんを発見したので、写真追加しました
これは、前に書いたように出張で行ったハウステンボスで買ってきた物です。
なぜ、長崎なのに泡盛なのか?
九州にももちろんうまい焼酎がたくさんありますよ。
でも、やはり泡盛好きの自分としては、九州=関東よりも沖縄に近い。ということで泡盛なんですね。
この泡盛は、沖縄県酒造協同組合のものです。
そもそも、この組合はどんなものかというと、沖縄県内の46酒造所によって1976年に設立された組合です。それぞれの組合から上質な物をあつめて純粋な古酒を作ったり、輸出して世界に泡盛を広めることを目指していたりもします。小さな酒造所では、こういう大規模なプロジェクトを行うことは難しいかもしれませんので、組合として切磋琢磨しつつも協同で普及を目指すというのは良い考えだと思います。

ところで、この泡盛の「海乃邦」は1987年の沖縄海洋博覧会を記念して作られたものだそうです。10年古酒で、各種の賞を受賞した名誉ある泡盛だそうです。
といっても、賞なんて言う物は飲むこと自体が好きな自分にとってはどうでもよいことだったりもします。自分がうまいと感じればそれで良いんですよね。
とはいえ、そういう賞を取った泡盛がどんな味なのかということも確かめてみたいですね。

で、いくつか種類があるのですが、買ったのは25度の10年古酒の物です。
ハウステンボスというテーマパークでお土産価格で販売されていたときの値段は、720ml入りで1800円ぐらいだったでしょうか。お土産の値段としてはまあそこそこでしょうか。
後日、写真を撮りましたので追記します。
泡盛「海乃邦(うみのくに)」

で、お味の方ですが、何というか、

深い味わいというか、ネギのような味わいとでもいいますか。
別にネギみたいな味がするんではないのですが、何とも植物系の香りとした触りです。
フルーツ系の対極にあるような感じですね。

協同組合で、泡盛普及のために造られた泡盛
それがこの「海乃邦」なのでしょうかね?
そう考えると、ある意味、みんなで研究して、普及にもってこいの泡盛を造ったらこういう物になった。つまり泡盛スタンダードといえるのでしょうか?
逆に言えることは、それが仇となって、少し個性が少ないことか?
別にまずいというわけじゃあないですよ。
宮古島や与那国などの離島乃泡盛と比べたら、遙かに上品な味がします。どちらが良いのかは別として。

やはり25度だからでしょうか?
かなりさらっとしています。
泡盛初心者の方にとってはかなりお勧めではないでしょうか?
43度を飲んだらもう少し違ったかもしれませんね。
お勧め度:3点。


同じカテゴリー(泡盛:本島南部)の記事
華忠孝
華忠孝(2019-03-16 19:59)

泡盛 暖流
泡盛 暖流(2010-04-26 21:29)

泡盛 南光
泡盛 南光(2010-04-18 18:18)

瑞穂 古酒
瑞穂 古酒(2010-03-13 00:00)

泡盛★春雨カリー
泡盛★春雨カリー(2010-01-31 00:10)


Posted by 泡盛の杜管理人 at 01:09│Comments(1)泡盛:本島南部
この記事へのコメント
沖縄県酒造協同組合
と僕が今手にしている「南風」のラベルにもしっかりと書いてありました。
本土復帰後に結成されたんですね。

何種類かの泡盛で600mlの瓶は同じなのですが、これも関係あるんでしょうね?
コストダウンはかっているんだと思うのですが・・・
Posted by 存在する音楽 at 2005年11月13日 09:39
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

マイアルバム
アクセスカウンタ
プロフィール
泡盛の杜管理人
泡盛の杜管理人
泡盛の杜管理人です。 泡盛と沖縄が大好きです。
「焼酎、特に泡盛は体に良いのでどんどん飲むように。」と医者からいわれたと、勝手に解釈してほぼ毎日実践しています。 沖縄体験と出張から得た泡盛ネタを中心にコメントしていきます。
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 39人
国内格安航空券最安値検索「空旅.com」
旧サイトはこちら
人気ブログランキング - 泡盛の杜
QRコード
QRCODE