泡盛「請福(せいふく)」

泡盛の杜管理人

2006年02月02日 00:15

泡盛の請福です。

最近、家飲みすることが多く、消費が激しいので、少しでも効率的な一升瓶を購入しました。これは、請福でも、25度のマリンボトルの方です。

関東でも最近は、菊之露や久米島の久米仙といった有名どころだけではなく、色々な泡盛が入手できるのは嬉しいことです。
この、請福は、八重山列島ではかなりのシェアを持っているようですが、それでも関東ではあまりお目にかからない泡盛の一つでした。
前に飲んだ、請福ファンシーというのは非常に濃厚な香りがして良い雰囲気だったので、この泡盛にも期待していました。が、結果から言うと、残念ながらいまいちでした。
この泡盛「請福」は、減圧式蒸留法という手法を使っています。つまり、通常100度で沸騰するところを圧力を下げることによって、より低い温度で沸騰させて蒸留する方法のことです。これによって、二日酔いの原因とされているアセトアルデヒドの混入を抑制できると言われています。

さらに、請福ファンシーについては、花粉症に効くと言うことで一時期話題にもなっていたようです。筆者としては、あまり直接的に花粉症に効くというのも信じがたいとは思いますが、実際に実験したり、その結果を基に特許出願したりも行っているようです。
そういえば、沖縄には花粉症はないんですよね。というか、杉の木がそもそも生えていないと思いますが。

話を戻して、この普通の請福について。
25度と言うこともあって、飲み口は非常にさっぱりです。が、少しさっぱりしすぎていて物足りなさを感じてしまいます。
ただし、どうにも香りがいけません。何というか、あまりきれいではない川の臭いとでも言うか、芳香といったのとはかけ離れた感じです。もう少しがんばって欲しいものです。でも、こういう新しいことへの取り組みは評価できますね。

請福酒造(有)
25度。
1升瓶で1600円ぐらいとかなりお買い得。

お勧め度。2点。(まあ、この値段を考えれば十分合格点だとは思いますが)
お買い得だからといって、一升瓶で購入しても、結局あればあるほど飲んでしまうことが最近になってわかってきました。
なので、最近はお気に入りのカラカラに1杯と決めて飲むようにしています。

    
こんな、かっこうよい瓶もあります。

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